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連載小説【走れエロス】4/8
ヤマさんがニヤニヤしながらこっちを見ていた。
「布団敷いてるの? 言ってくれたら、ぼくがしてあげるのに」
積み上げた布団を広げながら、ヤマさんがクスクス笑う。
「今日は、ずいぶん積極的やね」
ち・・・違います!

手にしたビニール袋を背中に隠し、ジワジワ出口に向かった。
「おっと、逃がさないよ」
ヤマさんが大股で歩いてきたかと思うと、ひょいとお姫様抱っこされた。
布団に寝かされ、両手を抑えつけられる。キスしようと顔を近づけてきたので、思わず首をひねって抗った。
「やめてください」
「ふふ、体のほうは素直に反応してるよ」

キャミソールを持ち上げ、ブラをずりあげて乳首を強く吸われた。
「あうっ」
「ほぉら、こんな硬くなってる」
クリクリと指先で転がされ、逃げようともがいてると、ヤマさんの頭がだんだん下に降りてきて、ショーツの上から直接舌を這わせてきた。ぴちゃぴちゃという、いやらしい音が響く。
股間のモノが極限まで膨張したことを確認すると、前歯でショーツを咥え、ゆっくり下に降ろされた。あらわになった私の「男の子」をじっくり眺め回し、手を使わず器用に呑み込んでいく。
「・・・あっ、あっ」
ヤマさんの頭が私の下腹部で上下するたび、女のような喘ぎ声が私の喉から溢れ出し、それがいっそうヤマさんを刺激した。ももの内側の肉をぎゅっとつかみ、爪を深々と食い込ませてくる。抵抗する気など、完全に失せていた。

両脚を持ち上げられ、無防備な蕾にそっと舌が挿し込まれる。全身の筋肉が弛緩し、内臓がじわじわ熱を帯びていった。体内を蹂躙される予感に、皮膚の感度が一気に頂点に達し、ぴんと体がのけぞる。
ぐったりしている私を満足そうに眺めながら、ヤマさんが服を脱いでいく。脱ぎ終えると、枕元に置いてあったローションを手に取り、私の蕾にたっぷり塗り込んだ。指を2本挿し込み、前立腺を直接刺激してくる。
「んああっ!」
もう一方の手で私の胸をつかみ、ものすごい力で握りしめてくる。痛くて暴れると、スッと力を抜く。それを何度か繰り返されるうち、私の意識はシャボン玉のようにはじけ飛び、早く入れてほしいという熱望に変わった。

「これを入れてほしいか」といって、猛り狂う自分のモノを誇示する。
「・・・入れて」
「じゃあ、舌を使ってきれいにしろ」
引き起こされると、髪をつかんで股間に顔を押しつけられた。
「もっと舌を使って。そう、そうや。ああ、気持ちいい」
猫のように体を丸め、無心に頭を上下させる。
ヤマさんの指が私の蕾に押し入ってきて、乱暴にかき回された。
「さあ、コンドームをつけて」
コンドームを手渡され、それをヤマさんのモノにかぶせた。

腰を引き起こし、四つん這いにされると、うしろから一気に貫かれた。
「ぎゃっ!」
逃げようとする私の腰をしっかり固定し、容赦なく打ちつけてくる。
「お願い、抜いて」
「すぐに気持ちよくなるから、我慢しなさい」
たまらず身をよじってヤマさんから体を引き離し、おしりに手を当てて痛みに耐えていると、すかさずヤマさんが乗っかってきて、今度は前から挿入してきた。両脚をぐいっと広げ、ぴったり腰を密着させる。
「痛い、痛い!」
スーッと腰を引いたかと思うと、先端だけを残して止まり、また深々とめり込ませてくる。焦らすように、ヤマさんはその動作をゆっくり繰り返した。
「あうっ、あうっ」
「ほうら、だんだん気持ちよくなってきたやろ?」
ヤマさんのいうとおり、痛みが消えていくのと反比例するように、徐々に快感が襲ってきた。全身の血液がごうごうと音を立て、内臓の奥深く侵入してきた異物をすっぽり包み込む。五感は極限まで研ぎ澄まされ、ちょんと触れられただけで体に電気が走った。

「ああ、もう限界や・・・ひかるちゃん、行くよ、行くよ!」
深々と挿し込まれたヤマさんのモノが私の中でみるみる膨張し、リズミカルな脈を打ち始める。おっぱいを握る手に力が加わり、痛みと快感の狭間で、たまらずあごが天井を向いた。汗の臭いの充満する部屋の中、烈しい吐息だけが交錯していた。
pe0045.jpg
布団の上でぐったりしてると、ヤマさんがタバコを銜えながらこう言った。
「ん? この袋は何?」
恍惚としてる私の目の前に、ビニール袋が突きつけられる。
「・・・あ、それは!」
「まさか、これ」
「小麦粉です。ホットケーキ作ろうと思って、ここに来る前に買っといたの」
「ふーん、小麦粉ね」
「返して」
「もちろん返すよ」

ビニール袋をもぎ取り、しっかり胸に抱いて寝がえりを打つ。
「じゃあ、あの3人にバトンタッチするか」
「え?」
ドアの隙間から、3人の顔がトーテムポールのように一列に並んでいた。

「せっかく来たんや、きみらも楽しんでいきなさい」
「え? いいんスか」
「いいも何も、ここはそういう場所なんやから。さあ遠慮はいらんよ」
ちょ・・・勝手に決めないでほしいよのさ。

たっぷり2時間ほど、3人から徹底的に責められ、ぼろ雑巾のようになってしまった。おしりがヒリヒリする。おっぱいも痛い。シャワーを浴びたいけど、とても歩ける状態じゃない。
「お願い、飲み物持ってきて」と、傍にいた男性に声をかけた。
「何がいい?」
「冷たいビール」
「ちょっと待ってて、俺がおごってあげるよ」
男性が出ていくと猛烈な睡魔が襲ってきて、そのまま意識を失ってしまった。

目が覚めると、隣の布団でカップルさんが励んでいた。
枕元に、ぬるくなったビール。
・・・今、何時だろう。
脱ぎ散らかした下着を身につけ、キャミソールとミニスカートを穿くと、おぼつかない足取りで談話室に入っていった。
「今何時?」
「あらひかるちゃん、やっとお目覚め? えーと、今10時ちょっと過ぎよ」
常連の女装さんが、思わせぶりな視線を送ってきた。
「4人も相手したそうやないの。相変わらずお盛んだこと」
「・・・そうや、あの袋は?」
「え? 何?」

急いでヤリ部屋に戻り、ビニール袋を探す。ない、どこにもない!
「ねえ、ここでビニール袋見なかった?」
「今、忙しいの。あとにしてちょうだい・・・ああん♪」
きびすを返して談話室に戻り、さっきの3人組のひとりに詰め寄った。
「ビニール袋、隣の部屋にあったの知らない?」
「ああ、それやったら、ヤマさんが持って出たのを見たよ」
「うそ!」
「俺、ずっとひかるちゃんの横で寝てたんや。そしたらヤマさんが来て、誰かが踏んで袋が破れでもしたら大変やって言うて持っていきはったわ」
「ヤマさんはどこ?」
「さあ・・・もう帰ったんとちゃうか」

くしゃくしゃの髪のまま、ママのところへ行く。
「ねえ、ヤマさんの連絡先わかる?」
「なんやのその髪、ボッサボサやんか。あははは」
「お願い! ヤマさんの連絡先教えて」
「メアド?」
「できたら電話番号が知りたいんですけど」
「うーん、お客さんのプライバシーを簡単に教えるわけにいかんしなあ」
「人の命がかかってるんです」
「じゃあ、店の電話でかけるから、ヤマさんが出たら換わったげる」

はやる気持ちを抑えつつ、電話がつながるのを待った。
「あ、もしもしヤマさん? なんかひかるちゃんが用事あるんやって。うん、そう。ちょっと待って、今から換わるから」
もぎ取るように受話器を受け取り、耳に押しあてる。
《やあ、ひかるちゃん。さっきはどうも》
「あの袋、ヤマさんが持っていったんでしょ。なんでそんなことするのよ」
《あんなもの、きみが持っていたらろくなことはない。ぼくがしかるべきところに持ってってあげるから安心しなさい》
「今、どこにいるの?」
《残念やけど、それは言えんなあ》
「返して! あれがないと、私困るんです」
《だから言ったでしょ。あんなものはきみが持つべきやないって》
「人の、人の命がかかってるんです! お願い、返して」
《きのうのユニークな子のこと? 悪いことは言わん、ああいう人とはあまり関わらんほうがいい》
「ヤマさんには関係ないでしょ! 早く返してください」
《この電話は、もう使えなくなる。今から川に投げ捨てるからね》
「なんで・・・」
《軽く見積もって5千万。それを売りさばくルートを、ぼくは知ってる》
「やめて、そんなこと」
《さっきのセックス、すごくよかったよ。最後にいい想い出をありがとう》
「待って! お願い、何でもします、だから、だから」
《・・・・・プツン》
切れちゃった・・・

「どうしたの?」と、ママ。
詳しいことを話すわけにはいかない。
「ヤマさんが、私の大切なものを持っていっちゃったんです。今夜中になんとか取り戻さないと・・・ヤマさんの住所知ってたら教えて、お願い!」
「悪いけど、住所どころか本名さえ知らないのよ。こういうお店は、お客さんのプライバシーに触れないってのがセオリーやからね」
「些細なことでもいいんです」
「うーん・・・そういえば、あの人たしかミチコちゃんとつきあってたことがあったわね。ミチコちゃんやったら、何か知ってるかもよ」
「ミチコさんと、連絡取れます?」
「最近うちに来てへんし、こんな時間やから、ちょっとかけにくいなあ」
「お願いします!」

お店の電話からかけると、すぐミチコさんが出た。こんな遅くにかけるなんて非常識だけど、金曜の夜というのがさいわいした。
受話器を押さえながらママがこう言った。「今、ハーフレディにいるそうよ。ここから歩いて10分くらいやから、直接言って聞いてみたら?」
「わかりました。ママ、勘定お願い」

急いでハーフレディに行くと、ミチコさんが3人の女装さんと談笑していた。
「あらひかるちゃん、おひさしぶり」
「すいません、あまり時間ないんです。ヤマさんのことをちょっと聞きたくて」
「なんやの急に・・・あの人のこと、あまり話したくないのよね」
「そんなこと言わないで、お願いします。人の命がかかってるの!」
「聞きたいって、何を」
「あの人の住所とか、勤務先とか」
「知らない。この世界はプライベートに踏み込まないってのが基本やから」
もうダメだ・・・いったい、どうしたらいいの。

「なんか、ただごとやないみたいね」
「・・・・・」
「ちょっと向こうへ行って話をしましょう。実はすごい秘密知ってるんだ」
そういって私の手を引き、奥のボックス席に連れていかれた。

「今から話すことは、絶対口外しないって約束する?」
「・・・はい」
「あの人ね、元ヤクザなのよ。といっても下っ端だったらしいけど。刺青もないし、指もちゃんと10本揃ってるから、見た目だけじゃわかんないけどね」
「それって、本人から聞いたんですか?」
「あの人が行きつけにしてる高級クラブに一度だけ連れてってもらったことがあるのよ。そしたら、そこのオーナーがやってきて、こいつは元ヤクザで、風俗店の雇われ店長をしてたって教えてくれたの。その店にガサ入れがあって、風営法違反でワッパかけられて、トカゲのシッポ切りされちゃったんだって。ようするにお払い箱ってわけね」
「・・・ってことは、そこにいるかもしれない」
「やめといたほうがいいわよ。なんか高そうなお店やったし、ヤクザが出入りするようなお店やからね」
「場所はどこ?」

タクシーに乗り、北新地の高級クラブ「JUN」の扉を開けた。
すかさずウエイターがやってきて「申し訳ありません。ここは会員制になっておりまして」と、体よく追い返されてしまった。無理もない、こんなかっこうで来たら、高級クラブでなくても追い返されるに決まってる。
仕方ない、ヤマさんが出てくるのを待つか。
でも、ここにヤマさんがいるとは限らない。時間は午後10時45分。あと1時間ちょっとしかないというのに、こんなことをしていていいんだろうか。

はやる気持ちを抑えつつ「JUN」のドアを監視していると、1台のタクシーが停まり、中からヤマさんが水商売風の女性と一緒に出てきた。
「ヤマさん!」
「あ・・・ひかるちゃん。なんでこんなところに」
「何よ、このオカマ」と、ケバいおねえさん。
おねえさんを無視し、ヤマさんの前に立ってジロリと睨みつけた。
「返してください」
「いったい、何のこと言ってるのかな」
・・・もう、完全にアタマにきた。

「いい加減にしろよ。なんやったら警察呼んだろか。ボディチェックされたら困るのはそっちのほうやで」
「・・・・・」
「ちょっとぉ、こんなオカマほっといて、早よお店に入ろ」
「うっさいわブス。関係ないヤツは黙っとけ」
「んま! なんやの失礼ね」
「・・・リサちゃん、先に店入っといてくれるか。ちょっと彼女と話があるんや」
「彼女? アホちゃう? こいつ男やんか」
「オカマで悪かったの。そのでっかいケツ蹴っ飛ばされる前にサッサと消えたほうが身のためやぞ。今めちゃくちゃ頭にきてるんやから」
「・・・なんか、ムカつく!」
「ええから、リサちゃんは店に入っときって、ほら」

リサちゃんがいなくなると、ヤマさんが大きなため息をついた。
「参ったな。なんでここがわかった?」
「そんなことはどうでもいいから、あの袋、早く返して!」
「しっ! あまり大声出すなって。ホンマに警察が来たらどうするんや」
「だったら!」
「わかったわかった。返すから、ちょっと落ち着きなさい」
手をつかみ、グイグイ引っ張っていかれる。

堂島川に沿った遊歩道を歩きながら、ヤマさんがタバコを差し出してきた。
「そんなものいりません。早くあれ返して」
「・・・なあひかるちゃん、半分ずつにするってのはどうや」
「ダメです。これを持っていかんと、私の友だちが殺されるんです」
「きのうの彼女か。スジもんやとは思ってたけど、なんかヤバいことしでかしたようやな。あんなもん持ち歩いてたくらいやからね」
「ヤマさんには関係ありません」
「なんでそんなに彼女の身を案じる? あいつはしょせんヤクザや。ほっといたらええやないか。あんな連中と関わったりしたらろくなことない。それより、このヤクを山分けしようやないか。売りさばくのはぼくがする。ひかるちゃんには、売った金の半分あげるから」
「そんなものいりません。とにかく、返して!」
「そうか・・・なら、しゃあない」

大きな拳が、私のみぞおちにめり込んだ。
全身に不快な電気が走り、ひざがかくんと折れる。呼吸ができない。
「悪く思わんとってや。ぼくにすれば、これは千載一遇のチャンスなんや」
胃液がこみ上げてきて、口のへりを伝って落ちた。鯉のように口をぱくぱさせて懸命に空気をむさぼる。でも、いっこうに空気が入ってこない。たまらず地面に倒れ込み、おなかを押さえて悶え苦しんだ。
ヤマさんの姿が、遠ざかっていく。

なんとか呼吸ができるようになり、ゆっくり体を起して時計を見た。
午後11時8分。
ぺっとツバを吐き、手の甲で口をぬぐって立ち上がると、私は「JUN」を目指して歩き出した。ヤマさんは、きっとあそこにいる。
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

【2009/08/14 21:09】 | 小説 | トラックバック(1) | コメント(2)
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コメント
行方がどうなるか来回が待ちどうしいです。

嫌な奴に組み伏せられ、抱かれて感じる、ひかるエロいです。今回の写真、ヒップから太股のライン、女です。抜けます。
【2009/08/15 15:52】 URL | えいいち #-[ 編集]
えいいちさん、毎度どうもです。
濡れ場シーンは苦手なんですが、そういっていただけるとありがたいです。
【2009/08/15 16:05】 URL | pink-cat #lN14HRyQ[ 編集]
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桃猫(pink-cat)のお部屋


普段の私は「オトコ」として生活してます。といっても、こんな長い髪してますから、相当怪しいヤツと思われてるかも・・・でもいいんです。そういうの好きだから。

プロフィール

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Author:pink-cat
はじめまして♪
私、桃猫(pink-cat)が書いた小説と写真です。どうかご覧ください。

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